息子の入院で考えたこと 1
ちょうど1ヶ月の入院。
ずっと息子に付き添い、寝袋で寝る生活でしたが、時間は結構ありました。
ご飯も掃除もしなくていいし、検査さえ無ければ超規則的な毎日。
始めの頃は,空いた時間に国家試験の勉強をガシガシとやっていました。
でも。看護師さんが来るたびに
「あら?お母さん!お勉強?何を?」
と聞かれます....。
「実は大学生で、4年生で、もうすぐ国試で...」
何回説明した事か。
ちょっとうんざり。
勉強するのがいやになっちゃった。
そんなとき、ふと100円ショップで目についた毛糸。
ああ、なつかしい。ちょっと編んでみよう。
始めたら!!!とまらないとまらないとまらない!!!!
一日中編み続けてしまいました。
すごく楽しい。
私、こういう、こまこましたものが大好きだった。
勉強は、本当は大嫌い。
小学生の時なんか、本当に馬鹿でどうしようもないヤツだったっけ。。
入院中、いっぱい編んだ四角いモチーフ。
これを緑の縁でつなぎます。チューリップをイメージして♪
人生って、楽しむためにある筈だよなーー。
編み物、楽しいナーーー。って。
一方で。
息子が入院して、助けてくれる親の居ないことが厳しく身に染みました。
なんだかんだいっても、女が働き続けるのは誰かの手助けが必要..。
その大半は、多分、皆、親ですね。でも、私には助けてくれる親はいない。
もう、家にいようかな、と。
春からは、しばらく家にいようかな、と思います。
ちまちま楽しい事をして過ごしたい。
私には、けっこうそれって幸せだしね。
もう、朝の子供たちをせき立てて怒りたくない。
夫の海外出張の日程にびくびくしたくない。。。。
だったら管理栄養士になんかなら無くても良かったな、て。
実はちょっと思ってます。
悔しいけどさ。