最後の体操

先週の土曜日。
娘の最後の体操教室でした。

続けたのは案外短くて1年半です。毎週土曜日の午前中に、電車で30分ほどかけて通っていました。
体操を始めた当初は、いけるところまで極めさせてあげたいと思っていたのです。娘は3歳になる頃には逆上がりを難なくこなし、年少では小学校の校庭にある高い鉄棒でまで逆上がりができた子でした。体操の才能は、きっとあったほうだと思います。

娘の通っている教室は、オリンピック選手も出したことがあるし、今も候補になりそうな若手が在籍していたクラブです。
入って3ヶ月ほどで、先生から選手コースへのコース変えを勧められました。娘ならすぐ追いつきます、ぜひ、と。

でも、選手コースとなれば平日の夕方、何日も通わなくてはなりません。大会前はもっと大変でしょう。体操一色で家族の生活が塗りこめられてしまいそうでした。この生活がリアルになったことで、母である私が怖気づいてしまいました。
それに、体操のピークは遅くても20歳くらいでしょうか。。短いですよね。そして、どこがゴールなのでしょう。。オリンピック?ユニバーシアード

結局、選手コースはお断りしてしまった私です。娘は不満そうでしたが。

そして、春からは土曜日のもうひとつの習い事であるバイオリンと時間がかぶってしまうため、潔くやめることにしました。

バイオリンは、一生どこでも続けられる趣味です。仲間とでも、一人でも。私は、体操とバイオリンを比べたときに、娘には音楽を残してあげたいと思ってしまったのです。

娘には不本意かも知れません。体操、大好きみたいだったから。
でも、これが引き際と母は考えるのです。体も育つ時期。体操はのびのびと育つわけにはいかない競技でもあります。そこも気になるのです。


悩ましいです。正しいとか間違ってるとか、きっとそういうことじゃないのでしょうね。。こういうことは。





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